橋本オート商会

キャンピングカーの定員は何人?種類別で解説します!

お問い合わせはこちら

キャンピングカーの定員は何人?種類別で解説します!

キャンピングカーの定員は何人?種類別で解説します!

2025/04/09

みなさんこんにちは!関東圏を中心に幅広いエリアでキャンピングカーのバッテリー交換やメンテナンスを行っている橋本オート商会です。キャンピングカーの購入を考える際、実際どれくらい乗れるのか、また何人くらい寝られるのか、その定員数について迷われている方もいらっしゃるかと思います。そこで今回はキャンピングカーの種類ごとの特徴や定員数、また「乗車定員数」と「就寝定員数」の違いなどについて詳しくご紹介させて頂きます。家族で出かける際のキャンピングカー選びの際などに参考にしていただければと思います。

目次

    キャンピングカーの「乗車定員」と「就寝定員」について

    乗れる人数と寝れる人数の違い

    キャンピングカーの「定員数」と一言で言っても実は2種類あります。それは「乗車定員」と「就寝定員」です。以下で詳しくお話させて頂きます。

    乗車定員とは?

    乗車定員とは「車両に乗車できる人数の上限」のことを指します。乗車定員数は車検証にも記載されており、一般的に軽自動車は4人、ミニバンなどは7人と車両に乗車できる最大人数が決められています。道路交通法では12歳未満が子ども、12歳以上は大人とカウントされ、子どもの場合には3人で大人2人分と計算されます。また、車に乗る際には後部座席を含めて全てのシートでシートベルトを付ける事が義務付けられています。キャンピングカーに乗る際にも走行中は必ずシートベルトを着用するようにしましょう。なお、シートベルトは通常乗車定員数の数しか無い場合が多いため、場合によってはシートベルトが足りない事もあるかと思います。そういった場合には足りない分のシートベルトの着用義務は免除されますが、安全面も考えると出来るだけ全員シートベルトを着用できるようにすることをおすすめします。

    就寝定員とは?

    就寝定員とは、「車内で寝られる人数」のことを指します。キャンピングカーとして登録された8ナンバーの車の場合には就寝定員は乗車定員の3分の1以上と決められています。(逆に就寝定員が乗車定員の3分の1以下の場合にはキャンピングカーとして登録することができません。)乗車定員は法律に関わる定員数であるのに対して就寝定員は定員数をオーバーしても問題ありません。ただ就寝定員を超えた人数が車内で寝ると狭く感じる事が予想されます。出来るだけ快適な車中泊がしたいという場合には就寝定員は守ることをおすすめします。またキャンピングカーを選ぶ際には用途に合わせて就寝定員を意識して選ぶのも一つのポイントです。

    キャンピングカーの種類別「定員数の目安」

    キャンピングカーの主な種類6つについて解説

    「キャンピングカー」と一言で言っても多くの種類があり、また種類によって乗車定員数や就寝定員数などが違います。ここではそれぞれの特徴と定員数の目安についてお話させて頂きます。なお定員数はキャンピングカーによっても異なるためここでご紹介するのはあくまで目安としてお考えください。

    フルコン

    乗車定員数4人~6人:就寝定員数2人~6人

    フルコンとは、「フルコンバージョン」の略でシャシーからシェルまですべて1から作られたキャンピングカーです。1からキャンピングカーとして設計製造されているため、内装は豪華で自宅のようにリラックスして過ごしやすく移動中も快適です。フルコンはキャンピングカー内で最上級と言われており、その分価格も大きいです。フルコンのキャンピングカーの定員数は4人~6人であることが多いですが、ものによっては乗車定員数が10人を超えるフルコンもあります。

    キャブコン

    乗車定員数4人~8人:就寝定員数4人~6人

    キャブコンとは、トラックのキャブ(運転席部分)を残して後ろの部分に専用のシェル(居住スペース)を架装したタイプのキャンピングカーです。トラックの荷台が丸ごと居住スペースになっているような形をしており、日本では一般的に広まっているキャンピングカーで王道タイプだと言えます。快適に生活できるように設計されたものを架装する他オプションなどでキッチンやトイレなどを追加して設置することも可能なため、理想の空間を叶えやすいです。キャブコンは中が広いため、バンコンなどに比べると就寝定員数が多い傾向にあります。

    バスコン

    乗車定員数6人~10人:就寝定員数4人~6人

    バスコンとは「バスコンバージョン」を略した言葉で、マイクロバスなどをベース車両にして内装のみキャンピングカー仕様にカスタマイズしたキャンピングカーです。バスがベースになっているため内部が広く、大人数でも利用しやすいです。大きな窓がついていることが多いのも特徴で、外の景色を楽しみたい方にもおすすめです。「車両総重量が3.5トン未満」「最大積載量2トン未満」「乗車定員数10人以下」の車両であれば普通自動車免許で運転でき、バスコンの中にはこの基準を目安としているコンパクトなものもあります。バスコンは乗車定員数が多い一方で内部は生活スペースに多く使われているため就寝定員数は4人~6人と少な目な傾向があります。

    バンコン

    乗車定員数4人~6人:就寝定員数3人~5人

    バンコンとはハイエースやミニバンなど商用バンなどをベース車両として内装のみ(もしくは主要な骨格を切らずに)キャンピングカー仕様にカスタマイズしたキャンピングカーです。内装のみのカスタムのため外観には一般的なミニバン等と変わらず大きさも変わらないかほとんど変化しません。そのためキャンピングカーでありながら乗用車と同じような運転のしやすさがあり、普段使いをすることも可能です。よく比較されるキャブコンと比べると居住スペースが限られている分スペースを有効活用できるような仕様になっています。

    軽キャンパー

    乗車定員数2人~4人:就寝定員数1人~2人

    軽キャンパーとは軽自動車をベースに内装だけをキャンピングカーや車中泊仕様にカスタマイズしたものです。軽バンや軽ワゴンをベースにしているものや軽トラックをベースにしているものなど様々なバリエーションがあります。軽自動車をベースにしているためコンパクトで乗りやすく、駐車スペースにも困りにくい点が初心者にもおすすめな点です。ただ内部スペースが限られているため乗車定員数や就寝定員数は少ない傾向があります。軽キャンパーは一人旅や二人旅におすすめなキャンピングカーと言えます。

    キャンピングトレーラー

    乗車定員数なし:就寝定員数|小型トレーラーで3人~4人・大型トレーラーで4人~7人

    キャンピングトレーラーとは、牽引によって移動できる居住スペースです。キャンピングトレーラー内部は居住スペースとなっており、車で牽引することでキャンピングカーと同じように使う事ができます。内部が全て居住スペースとして使用できるため自分好みのカスタマイズもしやすく広々とした快適な空間で過ごす事ができます。キャンピングトレーラーはエンジンなどは備わっておらず自走できないため乗車定員数はありません。また小型トレーラーか大型トレーラーかで就寝定員数が変わります。

    キャンピングカーは普通免許で運転できる?

    キャンピングカーは普通乗用車よりも大きいイメージがある方もいらっしゃるかと思います。人によっては「普通免許で運転できるの?」と疑問に思われる方も。そこでここでは普通免許で運転できる範囲と準中型免許や中型免許が必要となる場合についてご紹介させて頂きます。

     

    【普通免許で運転できるキャンピングカー】

    ・「車両総重量が3.5トン未満」「最大積載量が2トン未満」「乗車定員数10人以下」の車両

    上記に当てはまるキャンピングカーであれば普通免許でも運転する事が可能です。また普通免許では750kg以下のトレーラーであれば牽引免許無くても牽引が可能です。ただAT限定の運転免許の場合にはMT車は運転する事はできません。

     

    【準中型免許で運転できるキャンピングカー】

    ・「車両総重量が7.5トン未満」「最大積載量が4.5トン未満」「乗車定員数10人以下」の車両

    準中型免許を持っていれば上記に当てはまるキャンピングカーを運転する事ができます。

     

    【中型免許で運転できるキャンピングカー】

    ・「車両総重量が11トン未満」「最大積載量が6.5トン未満」「乗車定員数29人未満」の車両

    中型免許を持っていれば上記に当てはまるキャンピングカーを運転する事ができます。

     

    なお、各運転免許で運転できる車両はその取得時期によっても異なります。場合によっては現在準中型免許が必要となる車両でも普通免許で運転できる場合もあります。

    利用人数ごとにおすすめするキャンピングカーの種類

    乗車定員数や就寝定員数を元にご紹介

    1人~2人におすすめ

    軽キャンパー

    軽キャンパーの乗車定員の多くは4人ですが、軽キャンパーの就寝定員は2人であることが多いです。軽キャンパーはベース車に内部が広い軽自動車を使用しているものの、それでも限られてたスペースに居住空間や就寝スペースが備えられています。そのため座席を全てフラットな状態にしても大人が足を延ばした状態で寝転ぶことができるのは2人が限界であることが多いです。詰めて3人で寝たり二段ベッドを活用して4人で就寝する事も可能ですが、快適性はどうしても下がってしまいます。ただ軽キャンパーは初期費用や維持費のコストを抑えられる点や小回りが利いて駐車場にも困りづらい点などがメリットです。そのため1人~2人での旅行であれば軽キャンパーの利用がおすすめです。もし就寝スペースや居住空間の広さなどが気になる場合には実車で確認して購入を検討するようにしましょう。

    3人~4人におすすめ

    バンコン

    商用バンをベース車両にしたキャンピングカーであるバンコンは乗車定員が4人~6人です。ただ軽キャンパー同様、内部スペースには限りがあるため、乗車定員よりも就寝定員は少なくなります。そのため6人乗りが可能なバンコンであっても快適に車中泊をするには基本的に3人~4人ほどの旅行での利用がおすすめです。バンコンはほとんど乗用車と変わらない見た目と大きさのため、取り回しも良い点がメリットです。

    2人~6人におすすめ

    キャブコン

    日本で流通しているキャンピングカーの中では王道の形であるキャブコンは2人~6人での旅行時におすすめです。キャブコンは商用トラックの荷台部分が居住スペースになっており、内部スペースのみを改造したバンコンや軽キャンに比べるとより居住性や快適性が高いため、大人数での利用や子ども連れの家族での利用にも向いています。キャブコンはものによってレイアウト等が異なるため、購入の際には実車でよく確認して検討するようにしましょう。

    より大人数での利用時におすすめ

    フルコン

    フルコン(フルコンバージョン)は一からキャンピングカー専用に製作されているため、内部も豪華になっていて快適性も高いものが多いです。まるで家をそのまま持ち運んでいるような利便性の高さがフルコンの特徴です。ものにもよりますが大人数での利用も可能です。フルコンはキャンピングカーの最高峰とも言われるだけあり、購入にも維持にも多額のコストがかかる他、日本の道路では運転しづらいなどのデメリットもあります。

    バスコン

    バスコンは大型サイズバスやマイクロバスなどのバスの内装をキャンピングカー仕様にカスタマイズしているキャンピングカーです。ベース車両がバスのため乗車定員が多い傾向にあるのも特徴で、大人数で利用しても快適に過ごす事ができます。ただ就寝定員は乗車定員に比べると少な目なため、バスコンで車中泊をしたいという場合には利用人数を考える必要があります。またものによっては普通免許で運転できない場合もあるため、車種選びの際には取得している免許で運転できるかどうかもチェックしておきたいポイントです。

    キャンピングトレーラー

    キャンピングトレーラーは牽引して移動できる居住スペースのため、空間の全てを居住スペースとして使用する事ができます。そのためトレーラーの大きさにもよりますが大人数での利用も可能です。通常キャンピングトレーラーは乗車定員よりも就寝定員の方が少なくなってしまいますが、キャンピングトレーラーであれば牽引車の乗車定員と同じ人数がキャンピングトレーラーで就寝ができる可能性があります。ただ走行中にはキャンピングトレーラーに乗る事はできない点には注意が必要です。

    キャンピングカーを選ぶ際の参考に

    まとめ

    キャンピングカーの「乗車定員」と「就寝定員」の違いやキャンピングカーごとの定員、利用人数ごとのおすすめキャンピングカーについてお話させて頂きました。乗車定員は法的にも守らなければならない他、就寝定員を守る事でより快適な車中泊が可能になるため、どんな場面や人数で使用するかなども考えて状況に合ったキャンピングカーを選ぶことをおすすめします。

    ----------------------------------------------------------------------
    橋本オート商会
    住所 : 埼玉県久喜市高柳1789-1
    電話番号 : 0480-77-4225
    FAX番号 : 0480-77-3732


    ----------------------------------------------------------------------

    当店でご利用いただける電子決済のご案内

    下記よりお選びいただけます。