キャンピングカーのバッテリー

キャンピングカーをはじめ、車を動かす際には必ず必要になるものがこのメインバッテリーです。バッテリーがなければいくらガソリンを満タンにしようが車を動かすことができません。バッテリーは、キャンピングカーや車のエンジンを始動させるときや、ヘッドライトなどのランプ類を使用する際に必要であったり、その他車についている電気系統類（カーナビやオーディオ・ワイパーなど）を動かす為に必ず必要なのです。メインバッテリーを使用しエンジンをかけると、それに伴いオルタネーターという発電機によって電気が作り出されます。そこで作られた電気が各所に送られることでカーナビなどが正常に動作します。オルタネーターで作られて過剰に余った電気はメインバッテリー内に充電される仕組みです。こうして一時的にバッテリーに貯められた電気は、走行中にオルタネーターだけで電気製造が賄えなくなった際に供給できるようなサイクルになっていることから、一度エンジンを入れたら途中でカーナビが付かなくなってしまったりという電気系統トラブルに発展しないようになっているのです。

『バッテリーが上がった』という言葉を聞いたことはありませんか？これは、キャンピングカーや車のエンジンを停止している最中にヘッドライトやルームライトをつけっぱなしにしてしまう事でバッテリー内に蓄積されていた電気を全て使い果たしてしまう事で起きているのです。こうして一度すべての電気を使い切ってしまったバッテリーは、一度充電をしなければエンジンをつけることすらできなくなってしまうのです。

メインバッテリーに求める性能の一つとしては、そのバッテリーの電気容量の大きさです。キャンピングカーであれば尚更、できるだけ容量の大きなメインバッテリーを搭載させていくことで、エンジン停止中の車内灯を使用したい場合などにも比較的長い時間安心して使用することができます。メインバッテリーの電気容量が大きくなることでオルタネーター側への負担が増えることから燃費の悪化につながるという考え方をされるケースもありますが、近年販売されている高性能バッテリーであればオルタネーターからの充電受け入れ性能も高く、容量がゼロになってしまうまで放電しなければ特別負担をかけることはありません。

メインバッテリーの容量が大きくなればなるほど、車内につなげられる電気系統類を増やせることにもなりますし、エンジン停止中の放電にも長時間耐えることができることに加え、バッテリーの長寿命化にも効果が期待できます。バッテリー交換頻度が減ることで経済的にも優しくなります。

キャンピングカーをはじめとするメインバッテリーの寿命は、一般的に3年～5年といわれています。主に経年劣化と呼ばれるものが理由で、その車を動かす為に必要なエンジンのオン・オフをしているだけでもバッテリーは徐々に劣化していくものです。

こうした一般的なバッテリーの寿命周期でしっかりと交換を行わないと、ある日突然エンジンが付かなくなってしまった！といったような問題が生じます。経年劣化による寿命が近づいてくると、バッテリー内に充電しておける電力量が徐々に減っていきます。その電力を完全に使用しきってしまう時に突然車の電気系統全般を動作させることができなくなります。使用しているときにエンジンが付かなくなってしまっては大変困ってしまいますよね。

このことから、メインバッテリーはキャンピングカーや車を動かす為に最重要のものだという事がわかりますよね。もし旅先で突然バッテリーの不調がおきエンジンをかけられなくなってしまったら・・・キャンピングカーでは遠方に旅行していることも多いでしょう。そういった場合には特に不安になってしまいますよね。そんなトラブルに苛まれないためにも、定期的なメンテナンスや耐久年数の高い高性能なバッテリーを取り付けてみませんか？

キャンピングカーにおいて、旅先などで突然エンジンが付かなくなってしまうといった問題はとっても大変な事態を巻き起こしてしまいます。一般的な車よりもしっかりとした定期的なメンテナンスを行っておくことで安心して旅行が行えます。この機会に一度あなたのキャンピングカーのバッテリーの状態を確認してみませんか？一人ひとりのご要望とキャンピングカーに合わせて最適なバッテリーをご提案いたします。