キャブコンタイプの運転における横風対策！安全運転するために

こんにちは、橋本オート商会です！弊社では、キャンピングカーに関することならどんなご依頼も受け付けておりますのでお気軽にご相談ください。また、キャブコンタイプやバンコン・軽キャンパーなど車種問わず対応することが可能です。様々な情報を発信していくので是非参考にしてみてください！

今回は、キャンピングカーの中でも人気が高い「キャブコン」でよくある運転時に注意すべき横風の対策方法についてご紹介していきます。事故なく安全な旅行にするために原因と対処法について知っておきましょう。

キャンピングカーの中でも大きいサイズにあたるキャブコンタイプのキャンピングカーですが、横揺れが起こりやすい車種ともいわれています。横揺れは様々な原因によっておこりますが、以下で詳しく解説していきます。

• 横風：キャブコンタイプは一般乗用車や他のキャンピングカーに比べて横風による横揺れが発生する可能性が高いです。理由として、居住スペースに広さがある分、車体が大きくなってしまいます。そうなると、風を受ける面積が広くなるため風の影響を受けやすくなります。弱い風でも影響を受けますが、突風などの強い風を受けてしまうと車体の遠心力が強くなりハンドルがとられてしまうリスクがあり危険性が高まります。
• スピードの出しすぎ：キャンピングカーで遠くに旅行に行くときは高速道路を使用する機会が増えます。高速道路でスピードを出しすぎたりすると横揺れが起きてしまう可能性があります。なぜなら、キャンピングカーは重心が上にあるためちょっとしたカーブや急ハンドルでも遠心力が強くなり大きくふらついてしまうからです。これが原因となり横転してしまうといった事故につながります。
• タイヤの空気圧：横風がそこまで強くなく、速度もあまり出ていないのに横揺れが発生するときは、タイヤの空気圧が左右で均衡していないケースが考えられます。タイヤの空気圧は走っていると自然と減少していくため定期的に点検して同じにしておきましょう。
• 車体の不備：車にはアライメント調整を行うことが大切です。アライメント調整とは、車軸を適正な角度に調整することです。これがしっかりしていないと左右のタイヤの動きがバラバラになり横揺れを感じやすくなってしまいます。

キャンピングカーが横揺れをしてしまうと不安定になってしまったり、ハンドルを正常に操作することが難しくなったりし、結果的に事故につながってしまう確率が高くなります。特にスピードの出しすぎや点検不備などが原因となるケースが多く、最悪の事態になる可能性もないとは言い切れません。安心安全に旅行するためにはゆったりとした安全運転が大切です。楽しい旅を悲劇に変えないように注意しましょう。

キャンピングカーは事故に繋がりかねないほど横揺れは危険です。そんな横揺れを改善することで事故のリスクを減らしたり車酔いの対策にもなったりする場合があります。対策として以下のようなことが挙げられます。

• キャンピングカーの特徴を理解する：まず、運転するキャンピングカーの特徴をしっかり理解することが大切です。車種によってハンドルの重さや重量バランスなども違ってくるため異なった特徴を捉えておきましょう。
• スピードを控えめに走行する：一番大切なのはスピードを出しすぎないことです。様々な設備を搭載していることによって重量などは異なりますが、それなりにスピードを出すことはできます。しかし、スピードを出しすぎると万が一の時に対処できなくなってしまう可能性があります。走行中は何が起きるかわからないためどんなことでも対応できる速度で走りましょう。
• 急ハンドル、急ブレーキはNG：急ハンドルや急ブレーキは横揺れにつながるリスクがあります。そのため、キャンピングカーを運転しているときは急な操作は絶対にしないようにしましょう。もちろん、乗用車でも大切ですが、積み荷が多いキャンピングカーは特に厳禁です。

キャンピングカーを含む自動車にはそれぞれに見合った運転が必要となってきます。特に、キャブコンタイプなどの大きいサイズのキャンピングカーは重心が高く少しの横風などでも揺れやすくなっているため運転する際は注意が必要です。また、走行時の天候や状況によって何が起きるかわからないためどんな時でも対処できるように準備しておきましょう。万が一、事故が起きてしまったときは速やかに被害状況を確認し警察や消防などに連絡をしましょう。