キャンピングカーの断熱性能は?暑い夏を乗り切るために
2024/05/27
こんにちは!関東圏でキャンピングカーに関することなら橋本オート商会にお任せください。弊社では、バッテリー交換やメンテナンスなど様々なサービスを行っています。
今回は、住宅などにも使用される断熱材について解説していきます。キャンピングカーで生活を送る人は少なくありません。そんな時に断熱材はどのような効果があるのか、自分でキャンピングカー仕様にカスタマイズする際はどうすればよいのかなど詳しくご紹介していきます。
目次
断熱材の効果
快適に過ごすために
断熱材は住宅などにも使用されており、建物の外部に面している壁や床、屋根、天井などに貼り付けることによって室外から伝わる冷気や熱の伝達を遅らせることができます。それにより室内の温度を保って暑さや寒さを防ぐことができます。また、断熱材で隙間を埋めることで気密性を高めることができます。高めることで屋内外の空気の流れを妨げることができ、室内の温度を保つことができます。
キャンピングカーに断熱材はある?
いろいろなところで使用されている特殊素材
最近ではキャブコンタイプのキャンピングカーのシェル部分にFRPという断熱材を使用しているものが多いそうです。FRPとは、繊維強化プラスチックといってガラス繊維をプラスチックの中に複合して強度を向上させた素材のことです。これは軽量性、断熱性、強度、耐水性などに優れており、キャンピングカーのほかに航空機や船体・水道管・ユニットバスなどあらゆるものに使用されています。キャブコンもそれを使用することで居住スペースの断熱性を高めているのです。
しかし、バンコンや軽キャンパーのように普通の乗用車などの内装をキャンピングカー仕様にカスタマイズしたものはあまり断熱機能がありません。なぜなら、車体に使用されている素材のほとんどは鉄板であるため熱を伝えやすいからです。そのため、直射日光が当たると車内の温度はすぐに上昇してしまいます。
断熱性能を上げるには
改造やアイテムの使用など方法は様々
断熱性能がない車内では車中泊や生活を快適に送ることが難しいことがわかりました。では、断熱性能を上げるにはどうすればよいのでしょうか。作業方法やおすすめする断熱材の種類などをいくつかご紹介していきます。
断熱材を敷く、貼る
ほとんどのキャンパーさんたちは内装をカスタマイズする前に、断熱シートなどを車内全体に貼り付ける作業を行っています。本格的にDIYする方は車の内張をはがして断熱材を貼り元に戻したり、木材などでウッド調にしたりしています。作業をする際は部品の紛失や損傷、怪我などに注意しましょう。
断熱塗料を塗る
この方法も本格的キャンパーさんはよく利用する方法の一つです。塗料であれば誰でも作業がしやすいというメリットがありますが、塗料のにおいが車内に充満してしまい、乾いた後も取れなくなる可能性があるかもしれません。
遮光カーテン・シェードなどのアイテムを使用する
断熱性能を上げる方法として断熱材を使用する以外には遮光カーテンやシェードなどのアイテムを使用することが挙げられます。これらのアイテムを使用して窓から差し込む直射日光を遮るだけでも断熱性能を上げることにつながります。しかし、断熱効果は気休め程度だと思っておきましょう。
ここに気を付けよう
難しい作業は知識と技術が必要
断熱材を貼る作業はできますが、なるべく専門業者に依頼するようにしましょう。断熱材の中には取り扱いが難しいものなどもあります。また、内張をはがすとなるともっと慎重に行わなければならない作業となり今後の車中泊に影響が出てしまう可能性があります。そのため、なるべくビルダーに依頼するか専門知識がある人に手伝ってもらいながら作業を行うことをおすすめします。
まとめ
熱中症になる前に
キャンピングカーで車中泊を行うためには車内の温度調節を行うことが大切です。現代の日本では、「酷暑」や「猛暑」などと30℃を超える日が観測されるようになっています。そんな日に暑い車内で過ごしていると熱中症になる恐れがあります。そんな事態を防ぐために断熱性能を上げたり、水分をしっかり補給して体調面をしっかりと整えることが大切です。
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