キャンピングカーで道の駅は宿泊できる?ルールなどを詳しく解説します!
2024/05/21
皆さんこんにちは、関東圏を中心にキャンピングカーのバッテリー交換や各種メンテナンスを行っております、橋本オート商会です。今回は、国道や交通量の多い道路などの周辺で見かける『道の駅』での宿泊に関することや利用時のルールなどについてご紹介していきます。
目次
道の駅って?
一般道路の休憩所!
道の駅とは、全国の各自治体と道路の管理者が連携して設置している道路施設のことです。一般道路を利用する人の休憩施設として主に利用されますが、地域振興施設等が一体化した場所もあります。道の駅は国土交通省に登録されており、1991年ごろから作られました。「休憩」「情報発信」「地域の連携」の3つの機能を併せて持っています。
休憩機能・・・一般道路を利用する人や長時間運転をするトラックドライバーなどが休憩できるようにと作られた。コンビニエンスストアなどの売店やトイレだけでなくシャワーなどの設備が備わっている場所もある。
情報発信機能・・・周辺の道路情報や各地域の観光情報、緊急時に必要な医療情報などを掲示板やポスターなどで提供している。
地域連携機能・・・文化教養施設や観光レクリエーション施設等の地域振興施設が併設されている場合があり、遠方からの利用者だけでなく地域の人も集うことができる施設となっている。
道の駅は【地域とともに作る個性豊かな賑わいの場】というコンセプトのもと様々な機能を備えた公共施設であることがわかりました。では、道の駅は宿泊ができるのでしょうか。
道の駅は車中泊が可能?
様々な理由から車中泊などでの利用はできない!
道の駅では、安全で快適な利用のために作られた休憩施設である、宿泊施設とは異なります。そのため国土交通省のホームページにも記載があるように道の駅で車中泊をすることはできません。
各道の駅によってルールは変わりますが、休憩でのご利用者が多いが駐車場が少ないため駐車場回転率を上げなくてはならない、トラブルが発生してしまう可能性がある、ゴミの不法投棄が原因で景観をきれいに保つことができなくなるなどの理由から車中泊は基本的に禁止している場所が多くあります。
宿泊可能な場所はここ!
ほとんどの道の駅では車中泊が出来ないと分かりましたが、車中泊が出来る道の駅もあります。どのような場所があるのか、特徴やルールなどをご紹介します。
RVパークが併設されている道の駅
一般社団法人日本RV協会が「快適に安心して車中泊が出来る場所」を提供するために定めた条件を満たしている車中泊施設のことを『RVパーク』といい、駐車場だけでなく、ゴミ処理場や24時間利用できるトイレ、電源設備などキャンプに必要な設備がある場所です。RVパークが併設されている道の駅では、車中泊が可能なうえ、必要な設備が備わっているため気軽に車中泊を行うことができます。
車中泊での利用を許可している道の駅
車中泊が可能なRVパークが併設されていない道の駅でも車中泊を許可している場所があります。駐車場が広く、キャンピングカーでの車中泊専用の駐車場を用意できる場所などが許可している場合が多いです。しかし、場所によってできるかどうかは変わりますので事前に調べておくことが重要です。
道の駅以外を利用する
車中泊をするなら道の駅以外の場所を選ぶことも手段の一つです。道の駅の駐車場を利用するときは料金がかからないため、ルールを破って車中泊をしたくなりますが、休憩目的で利用しようとする方への迷惑行為になりかねません。車中泊が可能な道の駅が近くにない場合はオートキャンプ場やその他車中泊が可能な場所を探しましょう。
ルールを守って利用しよう♪
みんなが使う公共施設は大切に
今回は、全国各地にある道の駅で車中泊をすることは可能かについてご紹介しました。
近年キャンピングカー業界が盛り上がってきており、キャンピングカーで出かける人が増えたと思います。道の駅などの公共施設は休憩をしたりお土産を購入したりする場所として便利ですが、車中泊をする場所ではないため、ルールを破った利用方法は控えましょう。一人ひとりがルールを守ればよい印象づくりにつなげることができ、更にキャンピング業界が盛り上がるでしょう。
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