『汚水処理』ってなに?キャンピングカーにおける必要性と重要性
2025/01/08
こんにちは!埼玉県を中心に関東圏内幅広く、キャンピングカーのメンテナンスに携わらせていただいております橋本オート商会です。快適な車内での車中泊が魅力のキャンピングカー。そんな快適性の裏には、日ごろの欠かせないメンテナンスがつきものです。今回はそんなメンテナンスの一つに当たる汚水処理について解説していきます。なぜ汚水処理が必要なのか、重要性の点から知識を深めていきましょう。
目次
キャンピングカーの汚水処理
なんで必要なのかな?
汚水とは使用した後の水のこと
汚水処理とは、普段の生活ではあまり聞き馴染みのない行動かもしれませんね。普段何気なく利用できているこの環境は、とても恵まれている環境なのです。汚水とは、使用した後の水のことを言い、手洗い後であったり、入浴後の水や、キッチンでの食器洗い後の水、トイレでの排泄物後の水などが該当します。
家のように自動排出できる配管設置はない
一軒家など建物内では、こうして使用した後の汚れた水はその設備に搭載されている排水溝などをたどり、建物外の汚水用の用水路に向けて自動的に排出できるように配管が設置されています。ですが、キャンピングカーは道路を走行する自動車です。常にどこかに配管を繋げておくことは出来ません。そのため、使用した後に出る汚水はキャンピングカーの中に一時的に保管できるように設備搭載されているのです。
使用後の水は溜めておき、適切な場所で処理する必要がある
汚水の出る設備をキャンピングカーに搭載する場合には、使用するための水と、使用後の水をためるタンクをそれぞれ搭載する必要があり、それらを適切な場所で補充や処理を行っていくことが不可欠です。新しく新鮮な水については、水道などの水を給水することが想像しやすいかと思いますが、汚水については、適切な場所で処理をする必要があります。
汚水処理が必要な設備例
どんな設備が該当するのかな?
トイレ
まず、トイレをキャンピングカーに設置する場合にはこういった汚水処理が必要な設備になります。使用した後の排泄物から手洗いを行った際の汚水を適切に処理していきます。
シャワー
キャンピングカー内でシャワーを使用できるようにする場合についても、汚水処理が必要になる設備です。泡が含まれる汚水になりますので、タンク内に溜まった汚水を適切に処理しましょう。
キッチン・洗面
キッチンや洗面をキャンピングカーに搭載した場合にも同様に汚水処理が必要になります。食材を洗ったり、使用した食器を洗ったりするのに大量の水を使用することもあり、汚水処理の量も多くなることでしょう。
汚水処理の可能な場所
どんな場所で処分するのかな?
自宅のトイレ等で汚水処理
キャンピングカー内に溜めた汚水処理の処理方法には、大きく分けて2通りあります。1つ目が自宅のトイレ等で排水する方法です。タンク内に溜めた汚水を少量ずつに分けて排水していきましょう。
RVパークのダンプステーションを利用
2つ目の方法としては、RVパーク内に設置されているダンプステーションを利用する方法です。ダンプステーションとはキャンピングカー内でたまった汚水の処理施設で、キャンピングカーとダンプステーションを直接ホースでつないで排水することでタンク内の汚水を自動排出していきます。
汚水が出る設備をキャンピングカーに搭載する場合にはメンテナンスを十分に行いましょう。
まとめ
今回はキャンピングカーの汚水処理の必要性について解説してきました。キャンピングカー内で使用した汚水をしっかりと排水することで適切なメンテナンスを怠ることなく、しっかりと綺麗を維持していきましょう。
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