キャンピングカーで泊まれる場所には決まりがあります！マナーを守った車中泊を

こんにちは！埼玉県を中心に関東圏内幅広く、キャンピングカーのメンテナンスに携わらせていただいております橋本オート商会です。キャンピングカーの魅力の一つには、車内で快適に就寝することが出来る点が含まれます。車中泊ができることでホテル代を節約できたり、宿泊先に悩まされずに目的地を目指せるといったメリットがありますが、キャンピングカーで泊まれる場所には決まりがあります。ここでは、そんな車中泊ができる場所・出来ない場所について解説していきますので、ぜひルールを守ってみんなが気持ちのいい環境を維持していくようにしましょう。

車を運転する上で、駐車できる施設・スペースは様々あります。そういった場所ではどこでも車中泊を行っていいというわけではありません。今回はそんな駐車スペースの代表例と共に、宿泊してしまっても問題ないのかを具体的に解説していきます。

高速道路にあるサービスエリアやパーキングエリア、一般道にある道の駅においては、仮眠程度の休息であれば取ることが可能です。ここで難しいのが、仮眠と宿泊の線引きです。何時間までの仮眠であればルール上問題ないのかという疑問も生まれてしまいますが、ここには明確な決まりはありません。ただし、一般的な見解として、夕方から翌朝まで眠ってしまったという場合には宿泊に該当するため、一般良識をもってモラルに反さないよう注意を行いましょう。

コンビニやコインパーキングでは一時的な休息程度の利用に留めておきましょう。本来この駐車場部分はコンビニへの買い物目的であったり、車を停車させておくといった目的があるものになります。そのため、その場所での仮眠や宿泊はモラルに反する行為になります。コンビニの場合には特に長時間停車している事でお店側から注意を受ける事もありますので利用の際には十分に注意しましょう。

キャンピングカー専用の宿泊施設であるRVパークや、キャンピングカーで泊まれるキャンプ場を利用すると一番安心して宿泊を行う事ができます。RVパークであれば駐車スペースをレンタルするようなイメージですので、その空間にてキャンピングカー内の車中泊を行う事が可能です。キャンプ場の場合には、キャンピングカー内での宿泊、もしくはテント設営等での宿泊を行う事ができます。こういった施設ではトイレや入浴施設なども併設されていることも多く、キャンピングカーでの車中泊をより快適なものにしてくれるでしょう。

河川敷などの公共スペースについては、管理者からの目を感じる事もないため穴場に感じてしまうかもしれませんが、安全性の面からも控えた方がいいでしょう。深夜帯に川が増水してしまったり、人目にも触れず不審者からの盗難や犯罪の被害リスクも発生します。

• 他者に配慮する：その場所を使っている他の方に迷惑がかかるような行為は控えましょう。騒音であったり自分たちの行動において、公共の場であるという認識を持って利用することが重要です。
• その施設のルールに従う：施設を利用する場合にはその施設ごとに決められているルールをしっかりと守るようにしましょう。
• ゴミの処理に注意：ゴミの処理には細心の注意を払って最後まで責任を持ちましょう。
• アイドリングの注意：エンジンの長時間つけっぱなしを行うことは控えましょう。サブバッテリーを上手く活用し停止中でも車中泊を楽しめるような設備を整えておくことが重要です。

今回はキャンピングカーで泊まれる場所について解説してきました。駐車スペースがあればどこでも車中泊を行っていいというわけではありません。その場所を本来の目的として利用したい人がいるという事を念頭に、モラルを守りつつ自身の身の安全も考慮して楽しいキャンピングカーライフを計画しましょう。