ディープサイクルとは？キャンピングカーについて詳しくなろう！

皆さんこんにちは！関東圏でキャンピングカーに搭載されているサブバッテリーの交換やメンテナンスなどを行っています、橋本オート商会です。皆さんは、ディープサイクルとは何かわかりますか？今回は、ディープサイクルに関することについて詳しくご紹介していきます。

ディープサイクルとは、サブバッテリーの種類の一つで、充電と放電を何度も繰り返すことができる充放電に強いバッテリーのことです。サブバッテリーとして使用したり、インバーターと接続し電化製品を使用することができます。

ディープサイクルバッテリーの特徴についてご紹介していきます。

1.優れた設計

 長期間にわたり安定した電力の流れを持続的に提供することができる設計となっている。また、性能やバッテリーの寿命を損なうことなく深放電と再充電を処理できるようにもなっている。

2.信頼性の高いエネルギー

ディープサイクルバッテリーば大変重要なシステムなどのバックアップ電源として通信・非常用照明・医療機器・セキュリティシステムなどの大変重要な機器に信頼性の高いエネルギーを供給します。

これまでのキャンピングカーに使用されてきたバッテリーといえばディープサイクルバッテリーでしたが、バッテリーの重量は重いことのほかに、急速充電ができなかったり、バッテリー容量の60％ほどしか電気を使うことができなかったりと不便な点が多くありました。しかし、ディープサイクルバッテリーを超えるような高性能バッテリーが誕生しました。それが『リチウムイオンバッテリー』というものです。ここでは、ディープサイクルバッテリーとリチウムイオンバッテリーをそれぞれ比較してみましょう。

ディープサイクルバッテリーの中でもAGMバッテリーや鉛酸バッテリーなどの種類があり、ほかのバッテリーと比べて重量が比較的重い特徴があるのに比べ、リチウムイオンバッテリーは従来のバッテリーよりも軽量で設計もコンパクトになっている。

ディープサイクルバッテリーは充放電に耐えられるように作られており、頻繁に充放電を行っても大丈夫なようになっています。しかし、リチウムイオンバッテリーは充放電に強く作られているわけではないため、過充電や過放電に弱い傾向があります。

ディープサイクルバッテリーは適切なメンテナンスを行ったり、使用方法を守ることで比較的長い寿命を持つことができます。また、充放電サイクルも適切に行うことが重要です。リチウムイオンバッテリーは従来のディープサイクルバッテリーよりも寿命が長く、バッテリーの寿命に関わってくるメモリー効果が少ないのが特徴。そのため長期間使用する際にはリチウムイオンバッテリーを使用することが適しています。二つのバッテリーとも適切な充放電管理を行ったり、メンテナンスをしっかりすることによってさらにバッテリーの寿命は延びるといわれています。（※メモリー効果とは：充電池が何度も繰り返し継ぎ足し充電を行っている残量ポイントまで使用するとバッテリーがまだ残っているのに電圧が低下してしまう現象のこと）

ディープサイクルバッテリーは一般的に充電速度が遅く、フル充電にするのに長時間かかってくることがあります。そのため、いざというときなどの急速充電には不向きであることがわかります。それに対し、リチウムイオンバッテリーは比較的高い充電速度を持ち、短時間で充電することが可能です。急速充電に適しているため、緊急性が高い時にはリチウムイオンバッテリーを使用するとよいでしょう。

ディープサイクルバッテリーは優れた性能を持っているところもありますが、今後いろんなところで使用されていくバッテリーはリチウムイオンバッテリーに変わるといわれています。キャンピングカーに搭載しているバッテリーがディープサイクルバッテリーであればこの機会にぜひリチウムイオンバッテリーに変えてみませんか？橋本オート商会では、関東圏を中心に幅広いエリアでキャンピングカーのバッテリー交換やメンテナンスを行っております。バッテリー交換を他社で断られた方もぜひ一度弊社までご相談ください。