キャンピングカーへの電子レンジ設置｜利便性向上のための注意点について

こんにちは！埼玉県を中心に関東圏内幅広く、キャンピングカーのメンテナンスに携わらせていただいております橋本オート商会です。キャンピングカーでの生活をより豊かにさせるための設備には様々ありますが、その中でも電子レンジに注目していきましょう。電子レンジが設置できることで出先での食事の幅を格段に広げる事が出来ます。その反面、しっかりと把握しておきたい注意点があることも正直なところ。今回はそんな電子レンジ設置におけるメリット・デメリットを解説していきます。

キャンピングカーへ電子レンジを設置することで、いつでもどこでも手軽に温かい料理を食べられる事が出来ます。出先のスーパーや飲食店で購入したものを温めなおして食べる事も、冷凍食品でも食べられるようになるため、外食費用を削減することにも繋がります。

電子レンジがあれば火をおこす環境がなくとも食べ物を食べる事が出来ます。また、飲み物についても温めることが出来るので、利便性向上には欠かせません。

キャンピングカー自体に電子レンジを埋め込む形で設置した場合には、そのキャンピングカー自体の価値が向上します。キャンピングカーの乗り換えをする場合等にディーラーへ販売する際の査定額が向上しやすい条件の一つにも繋がります。

キャンピングカーに電子レンジを設置するパターンとしては大きく分けて3つです。一つ目は、キャンピングカーの設備の一つとして内装部分に完全に設置してしまう方法。確実に固定できる為、走行中などの落下の危険性を抑える事が出来ます。また、この場合にはキャンピングカーの価値向上にも貢献できるでしょう。

キャンピングカーで電子レンジを設置する方法の二つ目には、ご自身たちで家電量販店で販売している電子レンジを購入し、キャンピングカー内部に設置されているコンセントを活用して利用する方法。この場合、設備投資費用としても費用を抑えられます。

三つ目の方法には、ポータブル式の電子レンジを持ち入れるパターンです。使いそうな場合に持ち運ぶことが出来るサイズ感で、都度コンセントに差し込むだけで使用することが出来ます。小型の発電機に接続することで使用できる製品もあるため使い方の幅が広がります。

電子レンジをキャンピングカーに搭載する際には、その車に搭載しているインバーターなどの対応ワット数を確認してから製品選びを進めていきましょう。インバーターの種類によって使用できるワット数が異なります。使用できる範囲内での電子レンジを選んでいきましょう。

日本国内において、東日本と西日本でHz数が異なること、皆さんはご存じでしたでしょうか？キャンピングカーで様々な場所での旅行を楽しもうと思っている場合には、いかなる地域でも使用できる電子レンジを選んでおく事が重要です。そのため、Hzフリーの電子レンジを選ぶことで場所によって使用できないというリスクを軽減させられます。

電子レンジは1度使用すると消費する電力がかなり大きい家電です。そのため、使うごとにサブバッテリーの充電が消費されるという点も理解しておきましょう。家庭で利用するときよりも、多少頻度を気にしながら利用する必要があります。

また、その電子レンジが走行中に転落し故障してしまったり、当たってケガに繋がってしまう等のリスクを軽減させるためにも、安全性の確保にも十分に検討が必要です。電子レンジを添え付けにしない場合にはこれらも慎重に検討しましょう。

今回はキャンピングカーへ電子レンジを設置する際のメリットから注意点までを解説してきました。どんな電子レンジのタイプを選ぶ事で想定している使い方を実現させられるかを柔軟に検討していきましょう。